「SDGs」と「レスリング」は、関連がないように見えますが、実は取り組み次第では関連するものが多く存在することがわかりました。
SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals「持続可能な開発目標」の略称)は、2015年に国連サミットにて策定され、誰ひとり取り残さないことを目指し、先進国と途上国が一丸となって達成すべき国際社会共通の目標です。身体リテラシー開発プロジェクト「専修大学少年少女レスリング教室」の活動は、SDGsの掲げる持続可能な開発目標達成に貢献していきます。
詳細は、専修大学HP【SDGs】身体リテラシー開発プロジェクト「専修大学少年少女レスリング教室」を確認ください。以下に、専修大学HPから一部抜粋した掲載内容を示します。
(方法)健康状態を把握した身体活動は適した栄養摂取を導くことができ、過体重や肥満などの栄養不良を防ぐことができることから、定期的な体力測定を実施し、レスリング教室に通う子どもたちの健康状態を把握したトレーニングを実施する。
(方法)身体活動の増加は疾病負荷や死亡率を減らし、すべての人に心身の健康をもたらすことから、地域に開かれた公開講座として、一週間に3回、一回の活動時間約2時間を確保する。
(方法)学校における質の高い体育と身体活動の機会は、身体活動への参加を促進することに寄与し、身体活動への参加の増加は、集中力や認知機能の向上をもたらし、それによって、学業成績もより向上させることができる。これらのことから、学校体育を補完する取り組みとして、児童の学校体育に対する運動有能感、体力・運動能力向上、運動習慣定着に寄与するトレーニング内容の開発に努め、地域に開かれたレスリング教室であるとともに、日本全国のさまざまなレスリングクラブを招聘することで、子どもたちの身体活動がアクティブになる環境を日本中に提供する。
(方法)女性や女児が生涯にわたって身体活動へのアクセスと機会を増やすことは、差別を終わらせる助けとなり、スポーツは差別を招く考えやイメージを広めることと関係があり、スポーツはこれらの考えを防止し、あらゆる形態の男女差別を終わらせるための媒体にもなり得る。このことから、女児や女子選手の入会を積極的に受け付け、さまざまな調査から女子アスリートに関する研究を進める。
(方法)身体活動プログラムに子どもを参加させることは、そのプログラム内の保護者間における効果的な市民社会パートナーシップ構築につながることが考えられる。身体活動に取り組む子どもを持つ保護者の、スポーツ社会への期待や課題などの調査を進め、効果的な市民社会パートナーシップ構築に寄与する研究を促進する。