平成24年8月10日(金)9:00より生田校舎第一体育館及び第二体育館レスリング場にて、社会体育研究所員の渡辺英次商学部准教授・富川理充商学部准教授・相澤勝治文学部講師の3名の教員の協力を得て、子供を対象とした「体力測定」を実施。夏休み中ではあったが、18名の地域の子供達が参加した。
測定種目は以下のとおり
① 20m走(スピード)
② プロアジリティ(スピード・敏捷性)
③ 立ち幅跳び(瞬発力)
④ 反復横跳び(敏捷性)
⑤ 垂直跳び(瞬発力)
⑥ リバウンド・ジャンプ(バネ)
⑦ レスリングシャトルラン
⑧ レスリングタックルテスト
①~⑥は全国でも多く測定されている種目であり、⑦・⑧はレスリング種目として日本で初めて測定した種目ではあったが、結果を全体的に見てみると、レスリングを週3回など、比較的多く練習に参加している子供は各種目の数値が高いことがわかってきた。
レスリングが子供の体力向上に適した種目の一つであることは今回の結果から伺える。このような体力測定を定期的に行い、レスリングを長く続けている子供の体力や、レスリングの試合で良い結果を残す子供の体力の比較も分析・検討することで、レスリングというスポーツの価値の一つが引き出せるのではないかと感じた。
平成24年6月28日(木)、社会体育研究所との共同企画により、ロンドンオリンピック代表選手と専修大学少年少女レスリング教室(TEAM BISON'S)との交流会を、専修大学第2体育館レスリング道場にて開催致しました。
当日は、専修大学においてレスリングナショナルチーム強化合宿を行っていたロンドンオリンピック・レスリング代表選手及び専修大学少年少女レスリング教室に参加している子ども・保護者(約100名)が集まり開催されました。佐藤満・男子レスリング強化委員長(専修大学経営学部教授)の挨拶から始まり、その後、各代表選手がオリンピックに向けて抱負が述べられました。
交流会では、代表選手のサイン会やスパーリングなど、トップレスラーと触れ合う良い機会となりました。参加した子ども達や保護者からは、代表選手と会えて感動したことや目標が出来たなど多くのコメントがよせられ、盛会のうち交流会が終了しました。(同内容の記事が、専修大学社会体育研究所にも記載されております。http://www.senshu-u.ac.jp/~off1014/index.html)
<交流会に参加された代表選手は以下の方々です>
女子フリースタイル55kg級 吉田沙保里
女子フリースタイル63kg級 伊調馨
女子フリースタイル72kg級 浜口京子
男子フリースタイル60kg級 湯元健一
男子フリースタイル66kg級 湯元進一
男子フリースタイル66kg級 米満達弘
男子フリースタイル74kg級 高谷惣亮
男子グレコローマンスタイル55kg級 長谷川恒平
男子グレコローマンスタイル60kg級 松本隆太郎
男子グレコローマンスタイル66kg級 藤村義
男子グレコローマンスタイル96kg級 斎川哲克
平成24年3月24日(土)14:00より生田校舎10号館3階10313教室にて、社会体育研究所員の相澤勝治文学部講師より、子供・保護者を対象とした「スポーツ栄養学」セミナーを実施。
セミナー実施後15:00より10号館4階シダックスにて懇親会開催。セミナー・懇親会には子供・保護者含め80名の地域の方が参加した。
相澤文学部講師からはスポーツ栄養やトレーニングに関する講義を受け、今回の企画を考えたクラブ責任者・木村元彦コーチ(専修大学職員)は、「いつもとは違う視点からレスリングについて考えることが出来たことは、子供たちや保護者にとって良い刺激になった」と感想を述べた。
今回は、社会体育研究所とクラブチームとの初めての企画ではあったが、今後は体力測定等も含めたスポーツを通して地域社会に貢献するためのサポートを充実していく予定。
最後は参加者全員での記念撮影。背景に見えるチームフラッグが完成し、この日に初披露となった。