7月31日(土)は、令和3年度関東中学生レスリング大会(団体戦)県代表選手選考会および令和3年度神奈川県女子中学生レスリング大会が開催され、TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.からは中学生3名が出場し、全員が良い成績を残すことができました。試合は僅差の内容もあれば練習していた技が成功した場面も見受けられ、良い発表の機会でした。
コロナ禍においては練習環境にさまざまな制限が課されていますが、その中でも練習効率を求めて取り組んでいます。感染状況が好転しない限り、現状の環境は変わることはないと考えます。それでも試合で結果を残すためには、目的が明確な練習を効率よくこなし、それを積み重ねることが重要だと感じました。トレーニングがなければ、最大酸素摂取量や筋持久力、筋パワー、敏捷性などのレスリングに必要な体力・運動能力は低下し、体力・運動能力と技術の習得の過程は異なることが指摘(1)されていますので、技術獲得に必要とされるブレイクスルーも練習なくしては得られないものと考えます。
昨年10月の大会はマット練習ができず、その結果惨敗したことが今でも脳裏に焼きついています。当たり前が当たり前でなくなった時代に、少しでも練習や試合ができることに感謝しなければいけないと感じた一日でもありました。
最後に、このような貴重な機会をご提供いただいた神奈川県レスリング協会ならび大会関係者の皆さまに、ここに記して感謝申し上げます。
(1)日本コーチング学会(2017)コーチング学への招待.大修館書店,東京,
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