5月28日(土)は町田市総合体育館にて東日本少年少女レスリング選手権大会が開催され、TEAM BISON'S by SENSHU UNIV.からは26名の選手が出場し、優勝2名・準優勝4名・3位入賞5名という結果を残すことができました。入賞者は出場者の約4割で11名でした。(試合結果についてはこちらから。)
試合全体をとおして、崩しからアタックでポイントをとることと、体裁き(上肢の使い方)の2つが課題かと感じました。この部分は動きづくりに近いところがありますが、練習で克服する以外に方法はありません。
もう一つ大切なのは、練習に参加する時の意識です。集中した練習を積み上げなければ試合結果はついてきません。集中力とは、問題意識が前提にあって「集中してしまう力」、いわゆる「夢中」の状態と言われます。また集中力は、「集中するように!」と外から刺激を与えるより、選手の内側の問題意識から生まれる力(モチベーション)とも言えます。練習するときは、問題意識から生まれるモチベーションをいかにして保つかがポイントだと感じます。集中力と問題意識の関係性を念頭において練習に取り組むことが大事で、これは選手のみならず、選手を支えるコーチングスタッフも、今大会で見つけた問題にフォーカスした意識で、トレーニングメニューを計画しなければいけません。
中学生は6月、小学生は7月。本番はすぐそこです。
2016.5.29 木村
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