本日の練習では低学年と高学年合わせて約40名の子供達が参加しました。練習には早稲田大学で活躍した田中亜里沙(たなかありさ)選手が参加してくれました。このような日本のトップ選手が遊びに来てくれるチームはそうありません。我々もこのような機会に感謝することを忘れてはいけません。
練習ではアタック練習の基本動作の反復と、ヘッドインサイドの片足タックルの処理を行いました。重要なポイントは練習で伝えたとおりですが、タックルの処理も繰り返し繰り返しトレーニングを積むことが近道だと思います。
繰り返し同じ動作を体力的に追い込みながら行うことは、誰しも「つまらない」「つらい」「早くやめたい」という気持ちが浮かぶことかと思います。否定的な気持ちが表れた時に、その気持ちとの向き合い方次第で、成長の方向や学びの深さは変わってくると思います。成長している人や成功した人の言葉には、「あの時のつらい経験があったからこそ、今の自分がある」と言います。「つまらない」「つらい」「早くやめたい」という否定的な気持ちを練習で意識的に感じさせるのは、その先に成長や成功を期待する意味があるのだと思います。試合の結果だけを評価しないのも、個々の人としての成長という成果を求めるからだと思います。
このような考えを忘れず、子供たちのレスリング選手としての成長を期待した教育を、これからも実施していきたいと感じた一日でした。
2015.2.16 木村
コメントをお書きください