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最近の練習から ~久々のBlog更新~

 久々のBlog更新。

 6月28日(土)はTEAM BISON’S by SENSHU-UNIV.では練習試合を実施した。

 練習試合は5月に2回実施したため、今回は全国大会に向けて3回目の練習試合となる。

 3回の練習試合を通して、選手は確実に成長している。勝敗は関係ない。ある地点からここまで、どのように成長できかという過程が重要。この現実を受け止め、7月末の全国大会までに行うべき総合的な課題をクリアできるよう、取り組んでいきたい。

 7月の全国大会には29名の選手が出場する。週3回の練習に参加している選手の成長は、強い弱いに関わらず早いと感じる。やはり、毎日の積み重ねが個々の成長の差となっている。経験の力が、様々な場面に対処する力となることも事実。

 最近では「勝つためのレスリング」に参加する選手も増えてきた。人数が増えれば増えるほど、コーチの目が届かなくなる場面が多く発生する。多様な選手に対してのコーチングで注意すべきことは、教える側の行動や言動に常に気を使わなければならないことであろうか。参加している子供の欲求にも差もあり、大会で常時メダルを手にする選手と一度も試合に参加したことのない選手へ同時にアプローチする場合も常に心掛けることがある。それは、教える側の言葉の使い方と身振り手振りの非言語的な表現方法をとるコーチングの場面だ。選手のそれぞれの発達に合わせた完璧なコーチングは無理に等しいが、選手から感じる視線を現場で受けながら、選手が何を望み、こちらが何を伝えるべきかという、選手の欲求と教える側の目的の一致のバランスを調整していくことが今後も重要と考える。この一致が実現し、表現された時、指導者として形にはならない達成感を得ることができるのではないかと考える。この達成感は試合結果だけで感じられるものでもないことも忘れてはいけない。

2014.6.30