11月4日(月)は祝日であったが、17:00~の「遊びの中のレスリング」の練習では幼児~中学生合わせて40名の子供たちが体力トレーニングメニューに参加した。引き続き、18:50~の「勝つためのレスリング」では試合で勝つことを目的とした20名の子供達が参加した。
17:00~の練習メニューは足さばき、体幹、体力向上を目的として、俊敏性を身につける対人トレーニングのスピード練習や、協調性を身につけるグループ練習、柔軟性を向上させるマット運動、持久系トレーニングのシャトルランを実施。約1時間半、レスリングで勝ちたい子も、サッカー等のスポーツで活躍したい子も、体育の授業でヒーローになりたい子も、体作りを目的に参加した子も、全員が体力の限界まで出し切るメニューを実施。皆よく頑張っていた。
18:50~の「勝つためのレスリング」では、タックルのスピード練習、がぶり、テイクダウンからのグラウンド移行の処理、アンクルホールドの技術練習を実施。スパーリングは5min×8set。補強は17:00~の練習でかなり追い込んだためカット。
スパーリングでは低学年に密着し、高学年と組むよう指導。低学年同士の練習では友達意識が強く、「勝つか負けるか」の緊張感が感じられない。特効薬として上級生と練習させることで、自分自身の体力・スピード・技術のレベルの低さに気づく。そこから「負けたくない」気持ちを奮い立たせ、「負けず嫌い」の気持ちを育てる。高学年は格下の相手に対して、技術とスピードで速くフォール体制に持ち込ませることを要求。巧さを求めるには、今回の練習はまずまずの内容であったように感じる。常にこの繰り返しが重要。試合の緊張感に勝つには、普段の練習から緊張感を生み出す努力が必要で、ジュニアチームはそれをスタッフが担っていく必要があると感じた。
2013.11.4 木村&半田
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