平日は17:00~「遊びの中のレスリング」。参加者は約50名。
マット運動と体力トレーニングを含め、約1時間全身運動を実施。9月30日(月)の練習に引き続き、レスリングの基本動作を身につけるため、「構え」「正面タックル」を指導。正面タックルの取り合いは前回の練習にも取り入れたが、この練習には意図がある。
アタックの望ましい形は、組み手で相手のバランスを崩した後にタックルを仕掛けることである。ただ、組み手を意識するあまり、タックルのスピードが疎かになる場合もある。正面タックルの取り合いでは組み手は一切使わないことで、「自分が動いて相手の足をいかに手前に出させるか」や、その後の「アタックのタイミングを感覚で掴む」ための目的がある。一瞬のタイミングを逃せばチャンスはつかめない。相手の動き方を分析し、自分がどこで仕掛けるかを考えながらアタックすることで、スピードあるタックルが身につくはず。スピードを求めるため、まだまだ練習方法の工夫が必要だ。
最後に理学療法士である渡邉学トレーナー(専修大学レスリング部トレーナー)に子供達へ体のケアについて一言いただく。感謝。
自分を内観する力を身につけることが、故障に対応できる体作りに繋がる。
18:35~は10月5日(土)第21回神奈川県少年少女レスリング選手権大会に参加する選手を含め、約40名が「勝つためのレスリング」に取り組む。
試合前最後の実践練習。ここでかかる技しか試合ではかからない。タックルの細かい技術指導及びがぶりの技術指導を行い、2min×10setのスパーリング。
最後は試合までの自分の気持ちの作り方と、「勝つためのレスリング」に参加するからには、「勝ちにこだわること」を指導。
ただ勝てばいいのではない。勝つためにどのような過程を作れるかが重要である。
10月5日(土)の42名の選手たちの活躍に期待したい。
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