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7月13日(土)の練習について

 7月13日(土)は13:00〜14:15は幼児の練習。参加者は幼児が約10名、保護者が4名参加。
基礎体力トレーニングを数種目こなし、マット運動を終えたあと、①タックル②ディフェンス③アンクルの技術練習を実施。スパーリングは2min✖10set。補強は四つん這いダッシュとアヒルダッシュ。この年代には多くの技は必要ないものの、レスリングを口頭で指導することは非常に難しいと感じる。だが、スパーリングを多くこなす中で、自分なりの理解でレスリングを捉え、自然とレスリングを覚えてくる子もいる。実践練習や
反復練習行う意味は、子供達の技術向上より、レスリングという感覚を身につけるための最高の刺激になっているかもしれない。
 14:30〜16:30は小学生以上の練習。長野県の小諸キッズ2名、ほぼ毎週土曜日に参加くださる溝の口のSELFの4名も練習に参加していただき、合計40名弱の人数が参加。
 
 基礎体力トレーニングは約10種目こなし、マット運動後、打ち込みからスパーリング。スパーリングは2min30sec✖16set。補強は30sec✖3setのバタ足。
 全国大会参加者は16:30から約1時間、専修大学と上田西高校の合同練習に混ざり(正確にはマットの端っこ)にて堂端コーチによるタックルの技術指導。この練習の目的は、数多くタックルを入せることで、「自分のタックルに取りに行くタイミングを自分で掴むと同時に、そのタイミングを自然と体に染み込ませる」ためだ。
 シニアでもジュニアでも勝つ選手に共通しているのは、相手を触った瞬間、瞬時にアタックできるセンスを持っていることだ。それは生まれ持った才能もあるが、大半が努力で積み重ねるものでもある。前者、後者ともにそのセンスは繰り返しの反復練習なしでは体得し得ないと考える。そのセンスを身につけるため、全国大会で金メダルが目標でもあるが、現役としてマットに立ち続ける選手に常に要求していきたいポイントでもある。
 2013.7.13 木村&堂端