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第17回全国少年少女選抜レスリング選手権大会について

 3月9日(土)・10日(日)は、国立オリンピック青少年センター総合体育館にて「第17回全国少年少女選抜レスリング選手権大会」が開催されTEAM BISON'S by SENSHU UNIV.からは3名の選手が出場し、優勝2名という結果を残すことができた。全国大会で優勝することは同じ学年の中のその階級で「日本一」ということ。本チーム始まっての記念すべき「全国チャンピオン」2名が誕生した。
 この結果は本人の努力があり、負けてくじけそうになっても立ち上がり、自分との勝負に勝てた結果でもある。さらには保護者の支えや、チームメートの応援、コーチのアドバイスに素直に耳を傾けた結果でもある。チームに日本一を獲った選手がいることはとても大きい。小さい子供たちはその選手に憧れ、自分もそうなりたいと強く思うからだ。あの選手と同じように頑張れば同じ結果がついてくるし、それ以上に頑張ればその選手を越えられる。そう思って練習についてきてほしい。
 優勝者に共通していること。それは、「勝ちたい」という強い気持ちを持っていること。その気持ちの表現方法はそれぞれだが、その気持ちから「強くなるためには何をすればいいのか」を考えることに繋がる。そして練習の意味や、技の意味を理解する力がついてくる。「勝つ」ためには練習あるのみ。そして我々スタッフも今以上に練習方法を考えていく必要がある。今回の試合では体力のなさに気付かされた。1ラウンド終了時では勝っていても、2ラウ
ド目では足が止まる。「攻め続けるレスリング」は常に動き続け、常に攻撃し続けるスタイル。まだまだ基礎体力がついてきていない。これは負けた選手も同様。結果は結果として受け止め、そこからさらに成長しなければいけないし、成長を望みたい。全国大会から学んだことは多い。
2013.3.10 木村&堂端