大学のセンター入試のため、昨日1/19(土)の練習をお休みした分、特別に日曜日に施設借用の許可を得て、17:00〜約2時間の練習で汗を流した。AACCから2名、SELFクラブから1名の出稽古にきた選手を含め、幼児及び小学生合わせ約50名の選手たちが大学に足を運ぶ。施設を貸していただいた大学関係者に感謝。
練習内容はちょっとしたレスリングの動きの体操を取り入れつつ、ダッシュ及びサーキットトレーニングにてウォーミングアップを行う。その後、幼児と小学生に分かれそれぞれの練習に取り掛かる。
幼児は鈴木コーチ、半田コーチを中心に、遊びのタックルからスパーリングまでをこなす。
小学生は木村と堂端コーチ、そしてロンドンオリンピック男子レスリングチームリーダー兼専修大学レスリング部ヘッドコーチの佐藤満専修大学経営学部教授に参加いただき、直々に技術指導を行っていただいた。
小学生の技術練習は、スタンドは主にタックルとディフェンスを中心に行い、グランドはアンクルホールドを指導。
1/12(土)の試合を振り返り、技術的な観点から全体的にディフェンスの弱さに気づく。相手のアタックのタイミングに「反応」するためには相手のアタックと同時に、そこに自分の体をぶつけるイメージだが、言葉で伝えるにしても文章にしても非常に難しい技術。言葉の伝え方、身振り手振り、比喩表現にも気を使う。ただこの感覚が身につくと、様々な技術も容易に習得する可能性が広がる。この大事な感覚を理解し、しぶとく乗り越えてほしい。
レスリングは相手に対して「詰める」「ぶつかる」の中で相手のバランスを崩す(もちろん自分自身のバランス=構えのバランスはどんなことがあっても崩してはならない)スポーツ。簡単なようで難しく奥が深いことを改めて実感した今日の練習。我々スタッフもただ教えるのではなく、どうの方法がその時点で最適な手段であり、どのアドバイスがその子の技術を伸ばせる手法なのかを考えながら指導する必要がある。
2013.1.20 木村&堂端&鈴木
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