TEAM BISON'Sの保護者向け対象のレスリング教室を実施した。
この教室実施の趣旨は、実際にレスリングを通じて「相手のバランスを崩すことの難しさ」や、「子供を見ていて『なぜそうなるの?』を肌で感じてもらい、「レスリング」を知ってもらうことだ。
保護者は約15名程度参加いただき、2時間ではあるが非常に中身の濃い内容であったと思う。
練習は一項目づつを15分単位で行い、マット運動を取り入れた柔軟体操から構え、正面タックル、ディフェンス、がぶり、そして最後はスパーリングを1min×5setを行った。すべての動きの中で、自分のバランスで動くことの難しさや、いざ組み合ってみて何をしていいのかわからない場面や、タックルのタイミングも肌で感じてもらえたのではないかと思う。
そして最後のスパーリングの1minが実際動いてみると長く感じることも気付いてもらえたし、想像以上に息が上がることも体感してもらえたのではないかと思う。
また、それぞれの技の中で「極める」というポイントや、相手方向の意味、詰める動き方、フェイントなど、2時間という短い時間の中で肌で感じたことを是非自宅でも子供に指導してもらいたい。
サッカーや野球など競技人口の多いスポーツは、土日や平日でも保護者が付き添い、公園などで子供の指導をする。レスリングも同様に、レスリングを経験した保護者が増えれば増えるほど、自宅での練習も容易になる。このような機会を今後も増やし、保護者の理解を得ると同時に、一番大切な「選手を勝たせること」とうプレーヤーズファーストの気持ちを常に持ち続けていきたい。
2012.12.9木村&堂端&鈴木
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