13:00〜幼児クラスの練習を木村と林田コーチで実施。
今日の幼児クラスではウォーミングアップの中で、短距離ダッシュ→四つん這いダッシュ→アザラシ→アヒルダッシュを実施。
マット運動では、前方ローリングとヘッドスプリング、ハンドスプリングを徹底指導。
マット運動全般に言えることだが、マット運動は身体の柔軟性が必須であると同時に、「身体の使い方」をうまく伝えることが重要。さらには「体幹の力」の差もマット運動の出来を左右する気がした。
マット運動後は、林田コーチオリジナルメニューの「1.構え→2.手をつく→3.バービー→4.構え」を反復練習。今日は特別に「5.タックル」を加え、少しずつレスリングに近づいた動きを取り入れた。構えでは、幼児とは思えないようなカッコいい構えをするので、今後の成長が楽しみだと感じる。
14:30〜は小学生クラスの練習。指導は木村、堂端コーチ、林田コーチ。大半が来週の全国大会出場者とあって、コーチ陣も気合が入る。サーキットトレーニングなどを取り入れ、ウォーミングアップを30分行う。その後、低学年と高学年に分かれて技術練習。低学年は堂端コーチと林田コーチの指導のもと、簡単な組手から相手を崩し、タックルへと繋げる連続技を指導。
高学年は木村が、「引き手、2on1、差し手の連係」を指導後、「引き手、差し手からのがぶり」や、「引き手、差し手からのタックル」を指導。
タックルこそ「レスリングの醍醐味」ではあるが、組手なくしてアタックはできないし、組手なくしてディフェンスもできない。組手の重要性は学生時代に嫌というほど練習した(させたれた(笑))。だからこそ細かく丁寧に、ポイントをわかりやすく指導したい。さらには「組手」は腕で相手を崩すのではなく、「足で崩す」ことを伝えていきたい。
技術練習後にスパーリングを3min×8set、補強では蹴り足と構えの反復練習。
小学生全体を通して感じたこと。組手からの展開が徐々に形になってきて、所々でシニアのレスリングを見ているように感じるスパーリングもあった。全国大会の各階級のレベルは様々だが、勝っても負けても、今日まで厳しい練習に耐え抜いたことを褒めてあげたい。その反面、厳しい練習で積み重ねたすべてを試合でぶつけてほしい。「今の学年の、今の年齢での全国大会」は「今」しかこない。全国大会を今夏の最高の夏休みの思い出にしてほしい。
2012.7.14 木村&堂端&林田
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